一日の食事をノートにメモして食品成分表を購入して,カロリーを計算してみましょう。
驚くほどたくさん食べているものです。どんなに運動しても,
(基礎代謝)+(運動によるカロリー)
より多く食べていては体脂肪は減りません。しかし、これ以下に食事を制限すると,計算通り
に体重が落ちてビックリするでしょう。ただし、1日に食べる量は基礎代謝(男子では1500kcal程度)より
減らしては危険です。基礎代謝分食べて,運動した分脂肪を落とすように心がけましょう。
水をたくさん飲んでも脂肪は増えません。逆に新陳代謝を高めて,脂肪を落としやすい身体に
してくれます。お腹を壊さない程度にたくさん飲みましょう。
炭水化物のみ摂取すると、体内のインシュリンが多量に放出されて,あっと言う間に食べたものが
脂肪になってしまいます。繊維質をとると炭水化物の吸収がゆっくりとなり、インシュリンの放出が
弱くなります。タンパク質をとるとグルカゴンという物質が放出されインシュリンの働きを抑えてく
れます。
身体は飢餓状態に反応して,どんどん胃腸の吸収力を高めます。一時的にカロリーをたくさん
とると身体がだまされて,再び脂肪が落としやすい状態になります。