SYSTEMA by MITO YUKO 

    

ANIME033.GIF お知らせコラム

                              

   BACK012glay.gif   お知らせコラム  < 2001 - 2003 >   BACK012glay.gif

                  

             

 ------ITEM022.GIF---------------------------------ITEM022.GIF--------------

   <  違いがわかる情報システム  > 

     一人屋台の発想から        (2002.8)

 -------------------------------------ITEM022.GIF----ITEM022.GIF------------

             

    ◇  屋台というと、ラーメンかおでん。

    サラリーマンがほっと一息つくところ

    というイメージがありますが、

    この屋台を工場生産現場に置こう

    という考え方があります。

       

       かの「トヨタ式」生産の流れから出てきた

    ものづくりの発想で、国内はもとより、

    中国でもそろそろ実践されはじめている。

    その名も「一人屋台」と言います。

    ・・・・・・・・・

             ANIME030ya1.gif [続きを読む]

        

           

 --------ITEM022.GIF----------------ITEM022.GIF----------------------------------

 <鉄道のコミュニケーション能力>2001.7)

 ---------------------------------------ITEM022.GIF---------------------

                       

   ◇ 「鉄道のコミュニケーション能力」という

    長めのコラム記事を、『鉄道ジャーナル』誌

   (2001年9月号 鉄道ジャーナル社)に書きました。

            

   ◇ 情報社会における「仮想」と「現実」の問題、

    人間の時間感覚の変化、その中での

    人の移動や交通の意義などについて考えたものです。

             

    『定刻発車』や「ブラックボックス」で触れた話を

       一つ展開させてみました。 お読みいただければ幸いです。

             

   ◇『鉄道ジャーナル』については 同社ホームページ http://www.rjnet.jp/ 

    を参照してください。

    掲載の2001年9月号は「鉄道の競争力」という特集です。

           

          

 

   -ITEM022.GIF-----------------ITEM022.GIF------------------------ITEM022.GIF-------------------

      < 運行管理 特集 >     (2002.8)  

  -------------ITEM022.GIF----------------------------------ITEM022.GIF----------------

                            

    ◇   「 JRガゼット」(交通新聞社) という

     鉄道の技術から経営までを

     毎月テーマを決めて特集する雑誌があります。

     その今月号2002年 8月号 ) は「運行管理」を

     扱っています。

          

   ◇  この特集には、私もインタビューという形で参加しています。

     『定刻発車』でも書きましたが、

     「トラブルに強い鉄道づくりには、何が必要か? 」という

     テーマで話をしました。

         

   ◇ 一般の方にはやや専門的と映るかもしれませんが、

     コンピュータとの付き合い方、

     コーポレート・アイデンティティの問題など、

     結構、汎用性のあるもしています。

     お読みいただけたら幸いです。

      購入の問い合わせは、 同誌専用アドレス jrgazette@kotsu.co.jp 

       または 交通新聞社ホームページ   http://www.kotsu.co.jp/  から。 

                 

                

  -ITEM022.GIF--------------------ITEM022.GIF-------------------ITEM022.GIF-----

  < 「海外研修」の効用 > (2002.4)

  ---------------------------------------------ITEM022.GIF----

         

   ◇ どうしたら人は活き活きと働けるのか ? 

          巨大組織の中で働かなければならない現代人

     とっては永遠の課題です。

           

   ◇ これに関して、この3月に出たJR東日本会長松田昌士氏の本

     (『なせばなる民営化 JR東日本』生産性出版刊)に

     面白いことが書いてあります。

      

   ◇ 国鉄から民営化されたばかりの

     JRの社員には、民間会社というものがわからない。

     なんとかして民営化マインドを社員に植え付けよう

     と、外部の人を呼んで講演会を開いたり、

     サービス研修をしたり、社員をデパート研修に出したりと、

     いろいろやるのですが、あまり効果がない。

        

   ◇ では、何が一番効果があったかというと、

     なんと海外研修だった。 

     難しい研修ではありません。

     ただ、地元の料理を味わい、

     片言でもいいから現地の人と話してくること。

     報告書はいらない。

     特に鉄道を見てくる必要もないという「研修旅行」。

     それだけなのに効果があった。

              

   ◇ もともと どの社員も鉄道は好きだから、

     言われなくても、一つや二つの鉄道は見てくる。

     外国ではこうだった、ああだったと、

     帰ってきたら、夢中になって周りの社員に話す。

     本人の発言も、いまままでとは打って変わって、

     積極的。 ガラリと意識が変わるというのです。

        

   ◇ 外国を見たぐらいで、何で ?  とも思いたくなりますが

     これが鉄道の置かれた状況であり、

     日本社会の置かれた状況なのだと思います。

              

   ◇ どうにも、こうにもならない現実なのですが、

     現代人の日常生活は、巨大システムに支えられ、

     巨大システムの一員として機能することによって成立

     しています。

     そんな中で働く人々がいま、求めているのは、

     毎日仕事暮らしの意味を外の世界から広く

     位置づけること。

     会社の中だけでも、日本の中だけでの位置づけでもない。

     自分をもっと広い文脈でとらえ直したいのです。

         

   ◇ そこで、こんなことを考えました。

     日本国民は全員(全員です! )、一生のうち一度は

     国費で海外旅行ができるようにする

         

     そんなバカなことを・・・と、さすがに自分でも思いますが、

     よくよく考えると、いい話じゃないですか。

     ヘタ公共事業にお金を使うより、

     よっぽど構造改革です。

         

     1人当たり40万円、40歳までに実施するとして・・・。

     国民のあたま数を掛けて計算すると、

     その経費は年間、ザッと・・・。

        

   ◇ もちろん膨大な額になりますが、

     そのぐらいの人への投資は、いまの日本には必要。

     やろうと思えば、できないでもないように思うのですが

     どうでしょう。

                

            

---------------------ITEM022.GIF---------------ITEM022.GIF--------------------

   < 「見えない投資」 >        (2002.3)

-----------------------------------------ITEM022.GIF-----------------

         

    ◇   横浜駅の地下で、いま

     ものすごい工事が行われているのを

     ご存知ですか。

     JR横須賀線や東急東横線の列車が毎日走っている

     まさにその下に、地下5階の空間をつくり、

     最下階に新駅をつくってしまおうという工事です。

      

    ◇  近い将来東横線は新駅の横浜で、

     新線のみなとみらい21線につながります。

     地下鉄道のMM21線は、川の下を通るので、

     地下5階の深い駅が必要になったとのことです。

     いまの東横線は東白楽から地下にもぐります。

         

  ◇  この工事をこの2月末に見学させていただきました。

     この世界。地上の世界と何が一番違うかというと、

     空気テンポです。       

     地下5階分の土を掘り抜いた空間は、

     やはりヒンヤリとしています。

            

     薄暗いその中に、ポツリ、ポツリ機械が配置され、

     黙々と(横浜の地下は砂です)を掘っています。

         

    ◇   スコップでひとかき掘っては中央に集め、

     また戻っては、ひとかき集めてくる

     その砂を、こんどは別のスコップがひとつかみして

     地下二階吊り上げてゆく。

     上ではそれを一つずつ丁寧に

     トラック荷台に空け、

     いくらかたまると、外に運び出してゆく、・・・。

     この繰り返しを、もう2年半以上

     昼夜交替で続けています。

           

  ◇  ここにいると、スコップの「ひとかき」

     すべての計画のテンポを決めていることがよくわかります。

         

  ◇  工事の完了はさ来年の

     開通の暁には、例の「秒単位の運行テンポ」

     ドッと、この地下5階の空間にも、雪崩れ込んできます。

         

  ◇   この工事により東京の都心横浜の都心直結

     都会人移動のテンポはまた一つ変わるでしょう。

          

     しかし、 地下のテンポと地上のテンポが交錯することは

     ほとんどありません。

             

       知る人ぞ知る「見えない投資」です。  

              

 --------------------ITEM022.GIF---------------ITEM022.GIF------------------

  <時間と貨幣>        (2002.1)

 --------------------------------------------ITEM022.GIF----ITEM022.GIF-----

             

   ◇もうお読みの方もいらっしゃると思いますが、

    昨年8月に『遅刻の誕生〜近代日本における時間意識〜』

    という本がでました。

          

    いったい日本の社会にはいつから遅刻の概念が根付いたか

    という問題意識のもと、

    東京大学先端科学研究センターの橋本毅彦氏と

    国際日本文化研究センターの栗山茂久氏が

    共同編集した本です。

            

   ◇鉄道だけでなく、工場の現場における労働管理、

    学校教育、主婦の時間感覚にいたるまで、

    横断的に日本人の時間感覚の起源を探っています。

    大勢の専門分野の方の共著です。

         

   ◇『定刻発車』が 鉄道をに日本人の

    時間感覚をに探ったものなら、

    こちらからは横軸の広がりが読み取れます。

             

   ◇中でも興味深かったのは、

    時間の問題を論じることは、つまるところ貨幣の問題を

    論じることにもなるという 栗山茂久氏の指摘です(12章)。

                  

   ◇「時は金なり」と、世界中の都市で何気なく

    使われている言葉の背後には、実は深い意味がある。

    「時間」と「貨幣」の問題はミヒャエル・エンデもずいぶん考えた。

        学問の世界でも まだまだ発展途上の分野ではないでしょうか。

             

   ◇ここに「都市化」を加えた三題話には

    大きな獲物が潜んでいそうです。

            

   ◇『遅刻の誕生』は 橋本毅彦+栗山茂久 編

    三元社 3800円 2001年8月 発行。

      文献解題「時間を考えるための五十の文献」には

    『定刻発車』も紹介されています。

                      

-----ITEM022.GIF---------------------------------------ITEM022.GIF----------------

 <コーポレートコミュニケーション戦略>  (2002.1)

--------------------------------------------------ITEM022.GIF------------ 

                 

   ◇カルロス・ゴーン氏が 日産を建て直した。

     有名な話です。                    

     再建というと、果敢にコストを削るタフな経営者像が

     印象付けられますが、ゴーン氏の成功は実は、その

     コーポレートコミュニケーション戦略にこそある

     という指摘がなされています。                 

     * cf. 「『日産ゴーン』成功はコミュニケーション戦略にあった」

         杉田芳夫 ( 日経bizplus  http://bizplus.nikkei.co.jp  )

                    

    ◇再建計画をどう人々に信じてもらうか。

   つまるところ、それはリーダーシップの問題なのですが、

   そこに登場するのがコミュニケーション戦略です。

           

   ◇どんなプロジェクトでも

   人がその気になってくれさえすれば、その時点でもう、

   よい結果が出ることは、わかってしまう。

   これは企業経営の現場だけでなく、現在進行中の構造改革

   さらには グローバルな社会問題の解決にいたるまで、

   当てはまることのように思います。

               

   ◇いまほど 世の中のあらゆる部門で

   コミュニケーション戦略の重要性が高まっている

   時代もないでしょう。

   コミュニケーションといっても、言葉がすべて

   なのではありません。

   追求してゆきたいテーマです。

              

             

 --ITEM022.GIF----ITEM022.GIF-------------------------------------------------

     <ラジオ>         2001.7) 

 --------------ITEM022.GIF----------------------ITEM022.GIF--------------------

                            

   ◇ この5月に初のラジオ出演を経験しました。

   鉄道に負けず劣らず、細かい時間感覚をお持ちなのが

   この世界の方々です。

           

   放送の世界ではオンエア中の20秒間の沈黙は“事故

   空白をつくったアナウンサーは厳しい立場に立たされる

   のだそうです。

            

   『定刻発車』では特に触れませんでしたが、

   日本人の時間感覚はラジオ放送の開始とともに

   研ぎ澄まされてきた側面もあります。

        

     ◇いまはもうテレビリモコンで切り換える時代です。

    ここのところの時間感覚がインターネットの活用などで

    今後、どう変わってゆくのか? 大変に興味深いところです。

                       

             

  --------ITEM022.GIF----------------ITEM022.GIF----------------------------------

 <ヨーロッパ視察旅行>2003.2)

 ---------------------------------------ITEM022.GIF---------------------

                      

 ◇    昨年いただいたフジタ未来経営賞のごほうびで

 ヨーロッパ視察旅行に出掛けてきました。

 期間は3週間。フランクフルトからヨーロッパに入って、

 陸路スイスを抜け、TGVでパリに入り、プチホテル

 2週間滞在という日程です。

 テーマは「都市の活力」

        

 ◇  このホームページや講演会などでもときどきお話しているように、

 21世紀の課題は、システムの技術とコミュニケーションの技術

 いかに調和させるかにあると考えています。中でも「都市」

 コミュニケーションの媒体としてきわめて重要な意味を持つ

 と考え、このたびの視察旅行に至ったわけです。

       

 ◇  しかし、をほっつき歩いても、そんなにいろいろのものが

 見えるわけではありません。むしろ見えたのは、人間の

 コミュニケーションはいかに萎えやすいものかということです。

     

 ◇   そこのところを再び 「 JRガゼット」ですが、書きましたので

 ご覧いただければ幸いです。

      

   記事のタイトルは「観光都市の落とし穴」。

 2003年1月号です。           

  購入の問い合わせは、 同誌専用アドレス jrgazette@kotsu.co.jp 

  または 交通新聞社ホームページ   http://www.kotsu.co.jp/  から。 

                

                          

   ------ITEM022.GIF----------------------------------------ITEM022.GIF-------------------

   < 『定刻発車』 第27回 交通図書賞 受賞 > (2002.3)

  ---------------------------------------------------------ITEM022.GIF----------

                      

  ◇  ニュースです。       

     財団法人交通協力会と交通新聞社が共催、

    運輸調査局が後援する

    第27回「交通図書賞」に、『定刻発車』が選ばれました。         

     なんと、技術の部の受賞です。

         

 ◇ 審査委員は次の方々です。    

       国土交通省総括審議官    岩崎勉氏

       日本空港ビルディング相談役 高橋寿夫氏

       JR東日本常務取締役    齋藤雅之氏

       運輸調査局理事長      北川博昭氏

       鉄道総研専務理事      秋田雄志氏

       交通新聞社社長       小澤敬三氏

       交通協力会理事長      秋山光文氏 

                            

  ◇ 選考過程などは

    3月22日付けの交通新聞に掲載されます。

     授賞式 は 3月25日。  ◇ 驚きと、 感謝です。

                         

  ------ITEM022.GIF----------------------------------------ITEM022.GIF-------------------

  <『定刻発車』第3回フジタ未来経営賞受賞> (2002.2)

  ---------------------------------------------------------ITEM022.GIF----------

                     

 ◇ ニュースを一つ。      

     毎日新聞社とフジタ未来経営研究所が共催する

    「第3回フジタ未来経営賞」(書籍の部)に、

    『定刻発車』が選ばれました。

                    

 ◇ 選考委員の先生方は以下のとおりです。          

    ・選考委員長 加藤寛氏(千葉商科大学学長、慶應義塾大学名誉教授)

    ・選考委員  島田晴雄氏(慶應義塾大学経済学部教授、 内閣府特命顧問)

            大嶽秀夫氏(京都大学法学部教授)

            榊原清則氏(慶應義塾大学総合政策学部教授)

            三浦雅士氏(文芸評論家)

            今井伸氏(週刊エコノミスト編集長)

                  

    ◇ 選評や賞の詳細

     毎日新聞社のサイトに掲載されています。

     http://www.mainichi.co.jp/ から入り、

     右下にある『エコノミスト』にアクセスします。

     選評は『週刊エコノミスト』2001年12月11号にも掲載されています。

               

   ◇ フジタ未来経営研究所のサイトは

      http://www.fif.co.jp  です。  こちらにも選評が載っています。

                

   ◇ 授賞式 は  2002年2月1日。  ◇ 感謝。

     

                          

---------------ITEM022.GIF-----------------------------ITEM022.GIF--------------

  <『定刻発車』 お急ぎの方は…>

 ------------------------ITEM022.GIF-----------------------ITEM022.GIFITEM022.GIF---------

                        

   ◇ 購入をお急ぎの方は、

     交通新聞社 営業部へ。  (送料340円)

     TEL 03−5216−3218  FAX 03−5216−3219

     Eメール  order@kotsu.co.jp  

                    

       交通新聞社ホームページからの注文もできるようになりました。

      『定刻発車』へのダイレクトアクセスは

        http://www.kotsu.co.jp/book/train/03.html です。

                

    ◇ オンライン書店からの購入も、

     在庫がある場合は早いです。

                     

     詳しくは、このホームページの定刻発車のページへ。

                 

                                          ITEM022.GIF     ITEM022.GIF               ITEM022.GIF  ITEM022.GIF  

                   

          ANIME033.GIF お知らせコラム <2007-   >  ANIME033.GIF お知らせコラム <2004-2006> 

          ANIME033.GIF お知らせコラム <2001-2003>  ANIME033.GIF お知らせコラム

               

           ITEM022.GIF ITEM022.GIF   

           

      ITEM022.GIF       ICON394.GIF

              

                 お知らせコラム 定刻発車 ブラックボックス

         風が吹けば桶屋が儲かる  WHO'S YUKO ? ご意見はこちら

                                 

                                 

   BACK012glay.gif ANIME030ya1.gifANIME030ya1.gifANIME030ya1.gifANIME030ya1.gif Copyright 2001-2007 Mito Yuko  All rights reserved  BACK012glay.gif

                                 ANIME030ya1.gif  ANIME030ya1.gif ICON393.GIF