Outlook Expressでメールを自動的にプレビューさせない方法 2002.7.19Rev.

ウィルス・バッドトランスBに限らず、他のウィルス対策にもなりますが、Outlook Express でメールが自動的にプレビューされるとウイルスに感染してしまうことがあります。これは Internet Explorer がちゃんとバージョンアップをしてない場合に、不適切な MIME ヘッダーが原因で Internet Explorer が電子メールの添付ファイルを実行してしまう仕組みによるものです。
Internet Explorerのセキュリティの欠陥をなくするには、最新のバージョンに上げるしかありません。

しかし、現実問題として Internet Explorer にセキュリティの欠陥があるかどうかわからないことも多いので、そんな場合はとりあえず下記の手順でOutlook Expressの設定を変更して自動的にプレビューウィンドウを表示しないようにしておけばOKです。

ウィルス対策の基本は、添付ファイルつきの「不審メールは一切開かず即削除する!」ですので、添付ファイルを開いちゃうというのは言語同断です。当然のことながらスケベ根性をだしてちょっとだけメールの本文を見てやろうというのもだめです。
最近のフレゼムというウィルスはメール本文を開くだけで感染してしまうからです。

◇ Outlook Expressでメッセージをプレビューさせない設定方法

(1)Outlook Expressを起動して、メニューバーの[表示]→[レイアウト]をクリック


(2)「プレビューウィンドウを表示する」のチェックボックスのチェックを外します。  初期設定ではチェックが付いています。


(3)「OK」をクリック
これでメールはプレビューされなくなりました。ただし、この設定にしてもウイルスの進入を防止できるわけではないので、もし添付ファイルつきの不審メールが届いたら、 絶対にクリックしないで、即そのメール自体を削除してください!!

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