T.多摩川 一の宮渡し 府中市四谷



 多摩川の渡しの一つ「一の宮渡し」碑が府中市四谷にある。

「一の宮渡し」は、府中市四谷と対岸の一の宮(現多摩市)との往来のために設け られていた渡しで、一の宮が管理していたことからその名がある。
この渡しは明治13年に一の宮村の作場渡し(農耕渡し)として開設された とされる。その後、一般往来者にも供されるようになり、昭和12年の関戸 橋の開通まで細々と続いていたという。

 「新編武蔵風土記稿」(幕末の地誌)の「一の宮村」の項には「渡、当村 より中河原村へかよふ船渡なり、よりて一宮ノ渡と呼べり」と誌されている。 幕末頃には、一の宮と中河原とを結ぶ渡しであったようだ。

「一の宮渡し」碑文より

Last Update 2001/02/16(1999/03/06)




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