I.府中郷土の森 魂・蔵・祖・裸のりん他


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−−−−− 裸のりん(佐藤 忠良作) −− 川崎平右衛門(関頑 亭作)




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(魂・蔵・祖;速水 史朗作)



「川崎平右衛門定孝」伝記

川崎平右衛門定孝は、元禄7年(1694)3月、多摩郡押立村(現在の府中市 押立町)に生まれた。平右衛門は同村の名主として積極的に新田の開発や多摩川 の治水に取り組む一方で、私財を投じて近郷の窮民を救ったといわれています。

こうした平右衛門の功績に対して、幕府より大岡越前守を通じてサンシュユの 苗木を下賜され、それを新田村々の名主達に分け与えたと伝えられます。

その後平右衛門は幕府代官として、岐阜の輪中地帯での治水事業や、島根県石見 銀山の採鉱事業に大きな業績を残し各地で人々から敬慕されました。

このように一介の農民から幕府財政を司る勘定所の要職にまで昇進をとげた 平右衛門であったが、明和4年(1767)、江戸で73才の生涯を閉じた。

たえず農民の立場に立ち、救済策を実行した平右衛門を称え、出身地府中の、 郷土の森に銅像を建立し、あわせて銅像の背後にサンシュユを植栽して、末永く 後世に伝えるものです。
(府中市郷土の森案内板より)

Last Update 1998/11/25(1998/03/01)




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