世田谷美術館中庭
垣間見るアルカディア アンソニー・カロ作
1987 鉄・ワニス 101*190*221



 1924年イギリス、ニューマンデールに生れる。リージェント・ストリート 工芸学校、ロイヤル・アカデミー・スクールなどでアカデミックな彫刻技術を 学んだ。1951年から2年間、ヘンリー・ムーアの助手を務める。 アメリカ美術との出会いを契機に、彩色した鉄の抽象作品を制作し、イギリス現代彫刻の新傾向 における第一人者と位置付けられている。
 「垣間見るアルカディア」では、廃船のアンカーや滑車など思いがけない素 材が含まれている。
アーチ状の構成がどことなくギリシャ神殿を思いおこさせる建築的な作品である。


(世田谷美術館パンフレットより)

Last Update 1999/06/06(1998/04/08)




水野家(てるちゃん)のホームページTOPへ
世田谷美術館

Copyright(C)1998- t.mizuno all rights reserved