万葉植物園の花と植物・万葉集の歌
東京都武蔵国分寺
万葉名:すみれ
和名:すみれ <すみれ科>
<万葉植物園にてデジカメ撮影;花期4−5月>
万葉集の歌
春の野にすみれ採みにと来し吾ぞ 野をなつかしみ一夜宿にける
はるのの(春の野)にすみれつ(採)みにとこ(来)しわれぞ のをなつかしみいちやね(宿)にける
解 説
作者:山部宿禰赤人(やまべのすくねあかひと)の歌
<注釈>
・文は参考文献・資料をもとに、当時の漢字および万葉仮名を主に使用しています。
・ただし、”MicrosoftIME98日本語システム”に登録の無い文字はかな文字を使用。
・記載内容は次の通りです。
◎万葉名、和名、科名・・・・・花や植物を三通り記載。
◎写真またはスケッチ・・・・・花や植物は原則として万葉植物園にて撮影・スケッチしたものを掲載。
撮影は35mmカメラ(19mm〜300mm・マクロ50mmレンズ付)、デジカメを主に使用。
◎歌・・・・・第1行は「武蔵国分寺境内表示板」を元に主に漢字と万葉仮名で記載。
第2行は難解な漢字に読みがな(万葉仮名)を併記。
(例)
ね(宿)にける・・・・・・かっこ外に読みがな(万葉仮名)を記載。
おおきみ(大皇・大君)・・・かっこ内前文字”大皇”は「武蔵国分寺境内表示板」の記述。
後文字”大君”は「新訓万葉集」の記術。
た(垂)り<れ> ・・・・・< >内は「新訓万葉集」の記述。(複数の説あり)
◎解説・・・・・作者および歌の由来等を記載しています。
(例)
山部宿禰赤人(やまべのすくねあかひと)の歌・・・・・かっこ内に読みがな(万葉仮名)を記載。
(参考文献・資料は下記の通りです。万葉植物園関係全ページ同様。)
1.武蔵国分寺境内 国分寺市教育委員会「案内表示板」「万葉集歌碑」等
2.新訓「万葉集」上巻 1979年6月20日第60刷 佐佐木信綱編 岩波書店発行
3.新訓「万葉集」下巻 1979年5月10日第54刷 佐佐木信綱編 岩波書店発行
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Last Update 2002/04/28(2002/4/10)
万葉植物園の花と植物・万葉集の歌
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