Last Update 1999/08/12(1998/11/03)
4代〜7代緒川城主が眠る乾坤院
初代緒川城主貞守は、現在の東浦を基盤にして、境川・逢妻川を挟んだ西三河 一帯を治めた。その庇護のもとに、乾坤院は文明7年(1475年)に建立された。 ここに「於大の方」の父4代忠政と、5〜7代緒川城主のお墓がある。
境内に入り、階段を上り総門をくぐると放生池があり、この池に赤い橋 「ほうしょうはし」(写真)がかかっている。
仏教では、草木魚獣すべてに対しての殺生の罪障を供養する法会を「放生会」 (ほうじょうえ)といい、ここでは6月1日(一般には旧暦8月15日)に、 「放生池」に魚を放ち供養する行事が行なわれている。 (「東海の古寺と仏像」 渡辺辰典・白井伸昂著より)
所在地:愛知県知多郡東浦町大字緒川字沙弥田4番地
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