陶居房ね・ふたもの生活

蓋物いろいろ

食べ物を入れようと思って作った蓋物ですが、使うかたの発想は
作り手の想像を超えています。
「こんなもの入れました」というお話を伺うのはとても楽しいです。

〜2023年冬から2024年春へ・蓋物のページ〜 陶居房ね

ポット型とカップ型の蓋物は「とって」も便利

蓋物  蓋物

蓋物は、冷蔵庫や電子レンジに出し入れをすることが多いので、持ちやすいように蓋物に取っ手を付けました。 注ぎ口の飾りを付けたポット型と、取っ手だけのカップ型の蓋物です。ポット型でも口に穴は開けていないので、 入れたものが乾くことはありません。
取っ手の無い蓋物には、持った時に滑らないよう、側面に凹凸をつけています。

春ひらく

蓋を開くとき、心の中でどんな音がしますか。
「じゃーん」かな「じゃじゃーん」かしら。

蓋物  蓋物 


蓋を開くと春が詰まっていました。
新年の和菓子といえば花びら餅。
春らしい色合いに、ごぼうのはさまった不思議なお菓子は、そのごぼうが魅力という声も、いやいやごぼうはいらないとのご意見もあります。
寒椿や梅花の練り切りと一緒に大きな蓋物に、どうぞお好みをお選びくださいという趣向です。

蓋物  蓋物 


うぐいすが鳴くにはまだ早いけど、和菓子屋さんの店先は一足早く花盛り。
うぐいす餅も春を彩る和菓子です。
いちご大福を盛り合わせました。

蓋物 蓋物


雛祭の練り切りとあられは、春の柔らかい日差し色です。

蓋物 蓋物


春のお彼岸には牡丹餅、秋にはおはぎ、季節で呼び名が変わります。最近は、一年中販売されてるので、季節の食べ物ではなくなっていますね。繊細な和菓子と比べると、とても素朴な味わいです。

蓋物 蓋物


粒あんにこしあん、きな粉、胡麻。余ったら小さな蓋物に入れて、あしたの私におすそ分けします。

蓋物 蓋物


桜前線が話題にのぼったら桜餅に道明寺、どちらも塩漬けされた桜の葉に包まれて独特の香りが魅力です。

蓋物 蓋物


春ひらく。

 

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