徒然に

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 2020年令和二年が始まり、今年は東京オリンピック開催の年、オリンピックイヤー、令和の時代の幕開けに相応しい年であるかと思います。 まずは、日本国の国土安穏万民和楽、穏やかな年となり、オリンピック・パラリンピックが無事にそして成功し、参加される皆様の健やかなるご健闘をご祈念申し上げます。 ニッポンガンバレですね。
 ところで、始まった令和の時代、「令和」とはなんぞや?、まあ勿論公式な見解はさておいて、まあ私の勝手な解釈は、
「日本の神さまが、『汝ら和を持って尊しとせよ』と、命じておられる。」です。
我々=人間は、どこから来たのか、そしてどこへ行くのか、それはポール・ゴーギャンが示した、芸術上の命題ですが、
自然科学的に見れば、
 『何億年も前、隕石によって来たか、雷等の何らかのエネルギーの作用により、有機化合物が生成され、それが原始の海の中で、増加融合し、遺伝子としての性質を獲得、まあおそらくは最初の生命はウイルスのような物であったのでしょうか、やがて周りの物質を自分の一部として使えるようになり、細胞となった。 最初は単体で、やがて集合体として、そして進化を続け、海の生物から陸の生物へ、昆虫・両生類・・・哺乳類へと、最初はタダ食いつ食われつの中タダ増殖出来た者が生き残った。 やがて、追いつ追われつ生存競争の中へ、個体で、そして群れで、戦かうようになった。 命を懸け、テリトリーを懸け、自らの子孫を懸けて、勝った者が生き残って来た。 そして何万年か前、我々は知恵を得たものになり、知恵をもって戦うようになった。 最初は自然と、やがて人間同士で、最初は部族同しで、やがて民族として、国として戦うようになった。 最初は勝ち負けが文字道理対象者ほとんどの生死を分けたが、勝てば官軍負ければ賊軍ぐらいまでは来た。 』 
と言ったところでしょう。 ところで我々は人間(大自然【人間を含めた全体】中の地球上生物の一種族)としての存在性と別に或いは一体として、霊魂としての存在性を持っています。 
我々=人間の霊魂は、どこから来たのか、そしてどこへ行くのか
 霊魂としての存在もまた、大自然の一部と見ることができるようになる日がやがて来るかもしれませんが、便宜上、自然界(物理的存在の世界)と霊界とを分けて考えることとします。 我々の魂はどこから来たのか? 万物に霊は宿る、太陽には太陽の神霊が、地球には地球の神霊が、人を作り人を見守る神がいれば、人類は地球上生命族の中でキャンサーだから滅ぼした方がイイと言う神もいる(通常、人は自分に味方してくれる神様をマイゴットとし、自分に都合の悪い神様を悪神とか悪魔とか言うが、神霊界の一族に変わりはない)、そして人の霊魂は輪廻転生してきた。 つまり 
『何億年も前、原始の海に生まれた生命体に、我々の大元の魂が宿った。 最初はタダ貪り食うだけの世界だったが、何億年か掛けて畜生界に上った。 そして人間界を目指せるようにもなった。 勿論その先もある。 やがては霊体として他の星に渡る日も来るだろう。 何千年何万年を単位とする神霊や、何億年を単位とする仏霊(如来クラスかと思うが)のように、うまく行けばだが。 しかし霊魂の輪廻転生の道は行きつ戻りつ、 せっかく人間に宿り、人間界の魂になるチャンスを得ても、元々の畜生界の思い深く、又戻って行く事も多い、ただ人間に宿ったとの縁は残る。』
そんな訳で、ある神はこう伝える。
「人としての今生での成功不成功は、神の目から見て、何の意味もない」
つまり、人に生まれ、人として生きることが重要なのだ。 何よりも。 そのことこそ輪廻転生し霊界を上っていく魂にとって、一番の宝なのです。 それ以外のこともそれ以上のこともないと言っても過言ではありません。(あくまで魂にとってですが)
しかし今、人類はその生存及びその存在性の崩壊の危機にあると思えます。 基本的に自然界にあるものが崩壊するとき、ある対象の力に対してある程度の耐性を持っているものです。 ある所までは持ちこたえるが、ある点を超えると急激に破壊が進み、決して元に戻ることはなく崩壊に至ることが多いものであります。 その境目を限界点などと呼びますが。 限界点にも二つあって、一つはその破壊せしむる力が戻れば元に戻れる、”回復限界点”(すいません、又いい加減な言葉ですが、金属材料の破壊試験等では弾性限界とか言われます。 そこまでは加える力と材料の変形が直線的変化」し、且つ、力を戻すと形も戻ります。)、そして最後の”破壊限界点”(これも私のいい加減な言葉ですが、先の金属材料の例では、降伏点などと言われます。 そのあたりでは力の増加と材料変形の関係は「J」の字を左に45°傾けたような曲線を描き、その一番上の点を指しています。 それ以後、その力が少し緩んでも、変形は急激に進み破断・破壊します。 で、その最後あたりの曲線を破断曲線・破壊曲線などと呼びますが、基本的に弾性限界以上では作用力を止めても、まったく元には戻りません。)。 人類滅亡に対する影響因子は数多く、勿論そう単純ではありませんが、例えば、温暖化などは、オーストラリアの山火事やシベリア等の永久凍土の崩壊等、仮に人間が化石燃料の使用を完全にやめたとしても、完全に元に戻ることは難しいでしょう。 つまり”回復限界点”を超えていると、言わざるを得ません。
 それはまた、人間界に辿りつたもしくは人間界に縁を得た霊魂にとっても、来世人間に生まれ変わるチャンスを失い、元々他の星から渡ってきた極めて少数の者を除いては、結局、元の畜生界に戻るか、地縛霊化として、更に元のモヤモヤとした霊体に戻ってしまう危機でもあるのです。 
 仮に人類が崩壊したら、神霊界の神々は、「クマネズミなんかどうだ?いやネズミから作ったらこうなったのだからクラゲがいいんじゃないか?」などとおっしゃるでしょうが、ネズミから進化して1億年程度、クラゲからだと3億年は掛かるでしょう。 
そんな訳で、人を作り、人を見守ってきた神様は伝えるのである。
「頑張れ、堕ちるな!地獄や畜生界に戻るな!今から戦いあってどうする?時間がないぞ!まずは和を持って尊しとしろ」


多分そう言ってるんだろうなあ〜と思う今日この頃です

2020年 令和二年春 徒然に

なごや ひろし



番外編

芸術は愛 昔は若かった。
平成23年版徒然 平成23年度版の徒然
平成26年春版徒然 平成26年2月版の徒然
平成26年夏版徒然 平成26年5月版の徒然、ゴッホへの追想
平成27年度版徒然 平成27年版の徒然、ルノワールへの憧れ
平成30年度版徒然 平成30年度版の徒然 人の認識システム一考