sakuhin

過去の作品インデックス

作家は、そのときそのときは、一所懸命やっていて、ある意味自分の絵に、のめり込んでいるので、見えないことも多く、あるとき気がついてみたら、足が右と左で同じに描かれていたとか？失敗も多いのですが、そんな中から、少しはまともな物をいくつかを選んでみました。

西洋型油絵を目指して十数年、３０代後半にして初めてスタイルらしきスタイルにありついた最初の一群、なかでもこの「振り返る少女」はその後幾多のバージョンが生まれ、私にとって重要なモチーフとなりましたが、シリーズ最初の一枚、ある意味、『なごやひろし』はここから始まったともいえる記念の一枚です。

単純化、象徴化、そして再構成・・・、形態を絵画上の言葉・言語化し、キャンバス上に配することで、意味性を紡ぎ出す。　いわば絵画的ポエムの世界？と、言うのは言い過ぎですね。

ややマチス的ですが、外国へ売り込むなら、やっぱ外人さんかな？と思って描いた一枚。　でもまだ売れてません。　<^。^>