(財)日本サッカー協会はここに「JFAサッカー行動規範」を定める。 この規範はサッカー協会に所属している競技者、指導者、審判員、役員などが守るべきものであるが、メディア関係者、ファン、サポーターなど、サッカーを愛しているすべての人がこれを理解し、尊重してくれることも強く願っている。 私たちは、サッカーを通じて人として成長し、友情を広げることを望んでいる。 本規範にのっとった行動を通じて、愛するサッカーの価値を高め、そのサッカーに関わる自分自身の人生を豊かなものとし、他のスポーツに取り組む仲間たちと力を合わせて、平和で健全な社会を築いて行きたい。 そしてそのようにサッカーに取り組むことを、私たちは心から誇りに思う。 1. [最善の努力] どんな状況でも、勝利のため、またひとつのゴールのために、最後まで全力を尽くしてプレーする。 2. [フェアプレー] フェアプレーの精神を理解し、あらゆる面 でフェアな行動を心がける。 3. [ルールの遵守] ルールを守り、ルールの精神に従って行動する。 4. [相手の尊重] 対戦チームのプレーヤーや、レフェリーなどにも、友情と尊敬をもって接する。 5. [勝敗の受容] 勝利のときに慎みを忘れず、また、敗戦も誇りある態度で受け入れる。 6. [仲間の拡大] サッカーの仲間を増やすことに努める。 7. [環境の改善] サッカーの環境をより良いものとするために努力する。 8. [責任ある行動] 社会の一員として、責任ある態度と行動をとる。 9. [健全な経済感覚] あらゆる面で健全な経済感覚のもとに行動する。 10. [社会悪との戦い] 薬物の乱用・差別などスポーツの健全な発展を脅かす社会悪に対し、断固として戦う。 11. [感謝と喜び] 常に感謝と喜びの気持ちをもってサッカーに関わる。 |