近藤 貞雄のホームページです。

メキシコ旅行の感想

南米感想

1. 趣旨:
2/18よりメキシコ旅行に行って来た。目的は1昨年見た南米インカ文明に 魅せられて、同時期栄えたマヤ文明も見たくなったためである。又行った事の ないメキシコに興味を覚えたためでもある。

2.航空機状況:
コンチネンタル航空6便に乗ったが、同時にノースウエストNW6006便 でもあった。所謂「共同運行便」で最近この方法がよく取られる由。2社で1機 を運行すれば丁度よい客数らしい。同時多発テロの影響が出ている感じ。しかし 満席で、大変窮屈な思いをした。

3.成田空港の状況:
成田空港はまだガラガラかと思ったが、さにあらず。大変な混み様でチェックの 厳しさも加わって凄く時間が掛った。もう成田は同時多発テロの影響はなくなった と見てよい。
しかし荷物のチェックは大変厳しい状況でバゲージも抜き取りで検査している。 糸切り用の2cm位のハサミまで取上げられていた。私の荷物もチェックにかかった が、何が引っ掛ったかが判らなかった。又金属探知器でも鍵が引っ掛る。更に搭乗 口で靴を脱がされて中を調べていた。上から錐で突き刺して調べていた。爆薬を靴 に仕掛けた者がいたらしい。

4.メキシコ雑感:

1)メキシコ空港のチェック
チェックは抜き取り検査方式で、ランダムにバゲージを検査する方法。
手荷物は全数検査。
(メキシコでは電池が引っ掛る。又折畳み傘も駄目。聞いたら電池に爆薬仕掛けた 者がいたらしい。又傘は中の棒を銃身として鉄砲持込んだ者がいたためとの事)

2)メキシコ人気質
メキシコ人は約16%のインデイオがいるが、後はスペイン人との混血である。
支配層は白人。この混血層が大変貧しく社会不安の原因となっている。 普通のメキシコ人は肥満が多い。首がないのが特徴。胴の上にいきなり頭が付いて いる感じがする。話掛けて来た時には必ず何か思惑がある。何か暗い感じの人が 多い。南イタリア人のいい加減さに共通な処があるが、南イタリア人の陽気さ がない。

3)物価
物価はかなり高い。アメリカ並みである。ビールは小瓶でレストランでも 30〜40ペソ(1ペソ=17円)従って500〜600円になる。
メキシコ産の白ワインが400ペソ(6800円)そんなに美味いものではない が価格は一流。

4)料理:
そんなに辛くはない。しかし「サルサ」と云うタバスコに似たものがあり、 これが飛びっきり辛い。現地人はこれをいっぱいかけて食べている。 料理は一般に肉料理で脂っこい。これが肥る原因であろう。
(メキシコにタバスコと云う地方があり、ここのサルサをタバスコと云う らしい)

5)酒:
テキーラの現地人の飲み方が判った。彼らはストレートでしか飲まない。 まず親指と人差指の間に塩をつける。更にレモンを用意する。まずレモンを 齧ってからテキーラをぐっと飲む。後は塩を舐める。レストランによっては トマトジュースを出す処もあったが、現地人に云わせると邪道との事。
(こっちの飲み方の方が飲み易かった)

6)ドル:
ここではメキシコ通貨のペソよりドルの方が喜ばれる。勿論ペソに換えたら ドルにも円にも戻らない。(信用されていない感じ)

5.遺跡雑感:
1)遺跡は凄く沢山あり、まだ殆ど発掘されていないのが実状。マや文明の前に 多くの文明があり、これがマヤ文明に繋がっている事が判った。かなり大きい ピラミッドがあり、まだ埋没している巨大ピラミッドがある由。

3)碌なガイドブックがないので、よく知っているガイドでもいないと訳判らない 事になりそうな感じであった。日本人観光客には1組も遭わなかった。殆どが アメリカ人。

6.近藤 感想:

1)「裕福なアメリカの隣りに位置する」と云うのが良きにつけ悪きにつけ大きく 影響を受けている。かえってペルーの国民の方が廻りも含めて皆貧しいので ひがみもないし、安らかな顔している。「工業振興やIT化と云う国策もないが 観光国家として生きようとも思っていない!」と云う感じで国民は皆その日の 暮らしに専念している!と云う感じがした。

2)写真を撮影するのに久し振りで緊張した。撮影禁止場所がやたらにあるが 何処が撮影禁止かがはっきりしていない。ガイドに聞いても判らない由。 おおまかに云うと空港施設、軍施設が駄目。しかし軍施設も外から見ただけでは よく判らないので、怪しいと思った処にはカメラを向けない事にした。

以上

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