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サハラ砂漠を走破する。

チュニジア最南端の街ドーズから、数km行くとサハラ砂漠 に入る。サハラ砂漠はメリケン粉の様な細かい砂に一面覆われている。
道はない。しかし車が通った跡があり、其処を時速100kmで飛ばす爽快さは 日本ではとても味わえないものであった。運転は至難の技が必要で丁度「泥濘の道」 を高速で通過する様な感じである。私の乗ったランクルの運転手は、素晴らしい技 でこの難関を通過した。ハンドル操作は、さかさまに切って通過する事が多かった。 「砂漠ラリー」に参加している様な気分になった。しかし終わると体はガタガタ、 肺は砂を吸込んで呼吸困難と云う難行となった。




砂塵濛々の中をランクルは突っ走る。


中央が我々の運転手(凄いテクニック)


サハラ砂漠全景



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