【 取り外し 】
@ パイプや室内機に残ったガスをきっちり ポンプダウン する。
室内機と配管内のガスを回収して、すべてのガスを室外機のコンプレッサーの中に閉じ込めることを「 ポンプダウン 」という。
A ポンプダウンが終わったら、後は気が楽。パイプを外し開口部が傷つかないように、ゴミが入らないように養生する。
次に電気配線をはずす。
※ その前に、電源コンセントを抜いておくことは言うまでもない。感電してしまうから!
【 取り付け 】
@ 再取り付けの時、ガス漏れ がないように配管パイプをしっかり接続する。電気の配線も確実に接続。
A パイプ内に残っている空気を抜くべく「空気抜き・エアーパージ」を取り付けマニュアルどおりに、キッチリおこなう。
三菱エアコンのポンプダウンの手順 |
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三菱電機お客さま相談センター FAX:03−3414−8041 〒154-0001東京都世田谷区池尻3-10-3 0120−139−365 |
移設工事 移設のため、室内ユニットと、室外ユニットの取り外しをしますが、ストップバルブの付いている室外ユニット側は、ストップバルブを閉にすることによって、ガスの放出は妨げます。 パイプ及び室内ユニット内のガスはフレア取り外しと同時に放出され、ガスの補充が必要となります(逃げた分量)。 ガスの放出量を最小限にする方法に、ポンプダウン方式があり、これを実施すれば移設後のガス補充は不要です。 (1)ポンプダウンの手順(強制冷房運転) 移設または廃却時に、冷媒を大気に放出しないため、下記手順にしたがってポンプダウンを行ってください。 @ 室外機のガス側ストップバルブ(3方弁)のところのサービスポートにゲージマニホールドバルブ(圧力計付き)を接続して冷媒圧力が測定できるようにする。 A 室外機の液側ストップバルブ(2方弁)を全閉する。 ・・・完全に閉じる。 B 室外機のガス側ストップバルブ(3方弁)をあらかじめ全閉近くまで閉める。 ・・・完全のちょっと手前まで閉じる(少し開けておくという意味) ・・・ 細い方の管 (高圧)とその2方弁。こちらの管は太い、その3方弁のそれぞれの位置関係 ・・・ キャップを外した2つの弁。弁を回す軸が見える。頭が四角形になっているので、モンキーレンチで頭を挟んで時計方向に回せば閉まる。 ・・・ キャップをはずしたところ。2方弁と3方弁のそれぞれのバルブの開閉ができる回転軸 ・・・
外したキャップ。モンキーレンチで半時計方向に回せば緩む。 弁を保護していたキャップ。固く閉まっていて、きついかもしれない。
【圧力計の指示が0MPa(0kg/cm2)に近づいた時容易に全閉ができるように準備する。】 ※※ 圧力計があれば完璧だが、ここでは用意できないので以下の代替え方法でトライする。 以前にガス漏れがなかったとして、以下の作業をする。 ポンプダウンをするために、以下のC、D、Eの作業を進めるが、圧力計は用意できないことから室外機のコンプレッサーを回す時間を調整してガスをコンプレッサー内に閉じこめることにする。 目安として、配管の長さ4メートルで3分間くらい動作させる。 圧力計がないので、配管の長さでこの時間を目安にして、以下の強制冷房運転時間を決めて、その時間経過後には所定の圧力に達したものとして作業をおこなっている。 C 強制冷房運転をする。 強制冷房運転は室内ユニットの応急運転スイッチを 1回 押す。(最大30分間まで連続の冷房運転ができます。) (・・・・4mあるので3分ほど) D 圧力計が0.049〜0MPa(0.5〜0kg/cm2)でガス側ストップバルブ(3方弁)を全閉する。 【代替え方法】 Bで説明したように、配管の長さで強制冷房運転時間をきめて(3分ほど)、ガス側のストップバルブ(3方弁)をここで初めて完全に閉めるする。 E 運転を停止する。運転停止は室内ユニットの応急運転スイッチを 2回 押す。 (2)取り外し手順 @テーピングの取り外しをする。 A室外ユニットフレア接続部分の取り外しをする。 B取り外したフレアに盲栓かテーピング(ゴミの進入とネジ山の傷付を防止します。) C室内・外ユニット接続部の取り外しをする。 D取り外した双方に盲栓かテーピングしゴミの進入とネジ山の傷付を防止します。 (3)再据付 別容器のガスを使って、接続パイプと室内ユニットのエアーパージを行い、その他新規の場合と同様据付をします。 ・・このときに配管の中にある空気を抜くこと( エアーパージ )を行わなければならないが、このやり方はエアコン付属の取り付けマニュアルに書いてあるのでそれに従っておこないます。 よって、このエアコンに付属している取り付けマニュアルも必須です。 P.221 |
ガスチャージ(フロン22ガス使用)の方法 マニュアルから抜粋 @ストップバルブ(3方弁)のサービスポートにガスボンベを接続します。 ↓ A冷媒ボンベからのパイプ(またはホース)のエアパージをします。 ↓ Bエアコンを冷房運転させながら冷媒を規定量充填してください。 ご注意 ■冷媒ボンベをさかさまにするなどして液状冷媒をチャージすることは避けてください。 エアコンの能力低下、故障原因となります。 ●冷媒の追加充填を行うには、高圧ガス取締法に従ってくだきい。 ●ボンベは常に装置より高い圧力に保つように、寒い季節などは40℃以下の温湯で暖めればよい。しかし決して裸火や高温の蒸気を使ってはなりません。 マニュアルから抜粋
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著者:山下洋平氏 単行本: 256ページ 出版社: ソフトバンククリエイティブ (2009/11/16) ISBN-10: 4797353899 ISBN-13: 978-4797353891 発売日: 2009/11/16 アマゾン担当者が一足先に読んでくれて、気に入ってくれた。 そして、発売前にもかかわらず「話題の新刊ノンフィクション」としてカテゴリの最上段に据えてくれて、各書籍とリンクして紹介されるように異例の販促体制をとってくれた。--> こちら 話題の新刊ノンフィクション あなたはどう判断する? バスは止まっていたのか、動いていたのか? バスに白バイが追突し白バイ隊員は死亡、そしてバス運転手は逮捕された── しかし、バスの乗客は「バスは止まっていた」と証言、一方警察は「バスは動いていた」と主張。どちらが事実なのか? 運転手は無実ではないのか? 警察は事件を捏造したのか? 謎の多い事件の闇に鋭く迫ったルポルタージュ 『あの時、バスは止まっていた』。 これを読んだあなたの意見が事件の謎を明かす一歩となるかもしれない。 |
内容紹介 ◎ジャーナリスト 大谷昭宏氏推薦 白バイは“黒バイ”か 地方局記者が執念で迫る 「これです」 被告の支援者が数枚の写真を取り出した。 路面には黒々とした二本の筋。 裁判で有罪の決め手となった、スクールバスの「ブレーキ痕」だ。 「このブレーキ痕は、警察が捏造した疑いがあります。これは冤罪ではありません。警察組織の犯罪です」 ――二〇〇六年三月三日午後二時半頃、高知県旧春野町(現高知市)の国道五六号で、高知県警の白バイと遠足中のスクールバスが衝突し、白バイ隊員(二十六)が死亡。 バスの運転手、片岡晴彦さん(五十二)は現行犯逮捕された。 同年十二月には業務上過失致死罪で起訴され、翌二〇〇七年六月には禁固一年四カ月の実刑判決が高知地裁で下された。 その後、高松高裁、最高裁と判決は覆らず、二〇〇八年十月、片岡さんは獄中の人となった。 香川県と岡山県を放送エリアとする地方テレビ局「KSB瀬戸内海放送」。 同局の報道記者である著者のもとに突然、見知らぬ男性から電話が掛かってきた。 男性は、「この裁判は作られたものだ」と訴えた。 事件が発生した高知県のマスコミは、どこも耳を貸してくれない。 藁をもすがる思いで、かすかなつてを頼って県外の地方局の記者に連絡してきたのだ。 この一本の電話をきっかけに片道三時間半、著者の高知通いの日々が始まった。 法廷の場で結審されたとはいえ、不可解な点が多々ある高知「白バイ衝突死」事故。 本事件の闇を徹底的に追った渾身のルポルタージュ! ◎テレビ朝日『報道発 ドキュメンタリ宣言』の放送で大反響! |