藤井道路公団総裁の更迭の茶番劇はどうでもいいこと
2003.10.6
小泉さんは取り巻きに操られず自分で決断することです
小泉第2次内閣も再び福田内閣と呼ばれるようでは・・・・
まんまと筋書き通りにやりましたね!
きのうが民主党と自由党の合併の大会があったと知ったのは今朝の新聞でした。
まえまえから合併は知っていたわけですがそのセレモニーがあったとはつゆ知らず、これは小泉さんの勝ちです。
見事にセレモニーはテレビの話題にもならず霞んでしまいました。
役所は日曜日で休みのはずなんだが・・?
10月5日といえば日曜日。
セレモニーの実施日はゆっくりテレビを見てくれる人々を意識しての日曜日がいいという思惑があったはずで、ニュースでも取り上げてくれたら万々歳とおもっていたと推察されます。
ところがどっこい、突如石原大臣が藤井総裁を呼びつけると報道されたのが午前でした。今日は日曜日で役所は休みのはずだがおかしいなぁ・・・と思って見ていました。
大臣や、総裁は管理監督者にあたり労働者でなく休日の規制は一切外れるので日曜日に働こうが一向に構わないのですが、でも事務職の人でこの茶番劇のために休日出勤を余儀なくされた職員が必ずいるはずで、わざわざ職員に負担を与えるようなことをなぜしたのだろうかと不思議に思っていました。
その疑問は今朝の新聞で氷解しました。冒頭の通りです。
これでニュースは更迭一色になってしまいました。
合併というようなセンセーショナルなセレモニーは翌日に知ってもしょうがないものです。
まぁ藤井氏のクビはすでに政府内で決まっていた話で、その公開処刑をいつやるかだけが最大の関心事だったわけです。
その実施日を民主合併の大会の日にするとはよく考えているというか、えげつないというか、姑息ですねぇ。
最終決断はもちろん小泉さんですが入れ知恵をした誰かがいるわけで「おれはそんな姑息な手は使わないんだよ!」と突っぱねてほしかったと残念におもっています。
かっての磐石な自民党はすでにありませんしその危機感もわからないわけではありませんが、それにしてもどうでもいい更迭劇を最大限に膨らませてメディアもうまく使い反体政党をかすませてしまおうというみえみえのやり口には関心しません。
その証拠に「15分で更迭を承認した」と報道されていて、小泉さんの頭のなかでは「更迭を承認することはすでに決まっていた」ことでその意味でどうでもいいことだったに違いありません。
それよりもなにより「民主合併のセレモニーに蓋!」が頭の中で渦巻いていたのでしょう。
もし取り巻きの福田氏に聞くとしたならば「それはたまたまその時期になっただけでなんの意図もありません」といつもの人を食ったような言い方でいうのが目に浮かびます。
ワンフレーズの小泉さんにはこういうのは似合いません。
クリーンイメージで、
正々堂々
と政策をぶっつけ合って反対政党と戦ってもらいたいものです。
見え透いた手は使わないほうがいいですよ。 小泉さん!
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2匹目のドジョウ
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