++ パソコンが遅くなってきた、デフラグ、クリーンアップで解消 ++
2003.3.19 初版
最近、パソコンが遅くなってきた!?・・
こんな感じをもたれたことはありませんか?
パソコンが遅くなる原因として主に2つあります。
1、やたらとソフトをインストールしている
その結果レジストリが肥大化してしまった。
よくあるケースとして、雑誌の付録などについているCD-ROMの体験版などを節操もなくインストしている場合です。
厄介なことに、一旦肥大化してしまったレジストリはそれらインストールしたソフトを削除したところで、
削除した分だけは小さくはならないのです。
もしそれを掃除をやろうとするにはレジストリをきれいにするソフトがいろいろ出回っていますのでそれを使うことになります。
しかし、これらのレジストリクリーナーは少なからず危険が潜んでいので注意が必要です。
実際に使うにはレジストリを事前にバックアップしておいて、
どんな事態が起きても対処できる知識と技を用意しておかないと痛い目に会うかもしれません。(実際に体験しました。)
これは非常に重要です。失敗しても元に戻らず、最悪、Windows を最初から入れ直ししなければなりません。
私の少ない経験でもレジストリの掃除ではいろいろトラブルに遭遇しました。
特にディープスキャンは危険度が一挙に高まります。時間も長く掛かり、トコトン掃除をしようと働くからだと思います。
もし、使う場合は
軽いスキャンとディープスキャンを選択出来るソフトで軽いスキャンに留めておいた方が無難だと思います。
やはり究極の掃除は、Windowsを最初からインストしなおす方法です。
しかし、現実問題として、リカバリーをやるのは大変な作業になり覚悟がいりますので、
そうならないためにも普段から使いもしないソフトをインストールすることは極力避けたほうが賢明といえます。
2番目として、ファイルの分断化
実は、我が家のWindowsXP 2台も悲惨な状態になっていました。
動きが遅くなったとの訴えがあり見てみると、思わず「こりゃだめだぁ!」。
早速、分断化の解消をする前の準備として、まずディスククリーンアップを実行しました。不良在庫一掃といったところでしょうか。
まず先にこれを済ませておきます。
手順としては、
スタート → プログラム → アクセサリ → システムツール → ディスククリーンアップ
(これはWindowsXPの例ですがWindows95,98、Meでも考え方は同じです)
ディスククリーンアップが終わったらいよいよ本命です。
スタート-‐>プログラム-‐>アクセサリ-‐>システムツール-‐>ディスクデフラグを実行します。
これがファイルの分断化を解消してすばやくファイルにアクセス出来るようにする必須の技です。
効果は実感できますし、是非適宜行いたいものです。
ディスクの空き容量が不足しているとワーニングメッセージが出るので、
そのときは一旦終了して不要なファイルを削除してデフラグが実行できる作業領域用の空き要領を確保する必要があります。
ワーニングメッセージがなにも出なければそのまま続行してかまいません。
かなり時間がかかるので、終了するまで放っておきます。
ただし、パソコンによっては何分後かにスタンバイになる設定になっている場合、
眠り込んでしまい、いつまでたって終わらないこともあるのでそのときは「スタンバイ」を「しない」に変更してから始めててください。
我が家のダイナブックがそうでした。
実はWindows 付属のデフラグはあまり機能は高くありません。そこで市販されている専用のソフトを使ってみます。
かなりきれいに分断化が解消されます。
といっても、これにあまりこだわることもないかもしれません。
とくにC:ドライブはすぐにバラバラになりますので適宜でフラグが必要となりそれほど神経質になることもありません。
■ 専用ソフトの一例です。 --> こちら
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