++ 日本の借金をチャラにする方法 ++
2007.5.10 2007.1.21追加 2006.7.2加筆 2006.6.16初版

日本の借金を激しくチャラにする方法

こんなことが起こされたら困るので、なにをしでかすかわからない政府を厳しく監視していくほかありません。
これがこのページの趣旨です。

  このページ内のもくじ:
   ■ 1.なんでもありの世の中に見事に誘導されちゃいました
   ■ 2.俺たちの世代には直接関係ないし、まぁ、いっか
   ■ 3.インフレにする
   ■ 4.禁断の技、でも着々と進んでいる・・・
   ■ 5.まとめ
   ■ 6.これからどうしたらいいの?

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国債残高が目も眩む勢いで増えていますが、山がどんどん高くなっているのを横目に、政権はいったいなにを企んでいるのでしょうか?

まぁ、本心が見えてしまったらこの作戦は失敗するわけですから、深く潜行して準備しているのでしょう。
歴史を紐解いてみれば日本国政府が過去どんなことをやってきたかがわかり、それがわかれば今後どんなことをやるだろうなぁということもその手口が見えてくるというもので、そのあたりを考察してみます。


   1.なんでもありの世の中に見事に誘導されちゃいました

アメリカのグローバル戦略に引きずり込まれちゃたので、弱肉強食の時代に生きていくためには「やったもん勝ちですよ、皆さん!」としきりに強調しています。「ついてこれない人は勝手にどうぞ!」「一部の層がみんな独り占めしますから、そこんとこはよろしくっ!!」と、どんどん社会の仕組みを変えていっているコイズミ政権です。
この前の総選挙では「ゆかりた〜ん、かっわいいっ!」とかなんとかいって浮かれ、3488万人の人が比例で小泉自民に賛成票を入れましたね。

で、そのすばらしい功績?の一つが国債残高の山です。この借金がまともに返せると思っている人はもはやどこにもいりゃしません。
かといって、その責任をだれもとりたくないので次のようなシナリオがでてくるんだろうと考えられます。

1. 借金は見ないことにして、これから人口が減っていくのに子・孫の世代へ豪華プレゼントとして先送りにする。
      → 財政破綻して(させて)「 ネバダレポート 」によるプログラムが実施され、IMF の管理下になる(しかし、IMFにはそんな巨額はない・・・) → 結局アメリカの支配下に入る
2. インフレにする(制御不能になる危険がある)
3. 戦争をはじめる(といっても自分から起こすのではなく、なんとなくはめ込まれて拒否できなくなってズルズルと・・・・・)
4. 【追記】 アメリカが破綻するまでは、ニッポンがなんとかもってくれれば、役所も政治家も責任が回避される。その後は仲良く「世界デフォルト」でチャラ

では、順番にみていきましょう。


    2.俺たちの世代には直接関係ないし、まぁ、いっか!


1.の先送りは無責任極まりないことですが、「あとは知らん!野となれ山となれ」と一番ありそうなケース。

しかし、そんなに悠長にかまえておれないところまできていて、子供たちの代に行く前に、ひょっとすると10年以内に財政破綻が起きてしまい(起こされる?)。国会でも質問に取り上げられたネバダレポートに基づいてIMFが管理することになることになる?
今の小泉政権も先代の総理たちも「そんな事態にはなりたくはないが、でもそれも仕方ないよね」と内心は思っているのでないかと。「そうなればアメリカが狙っていたものは手に入り、日本の資産を含めて好きなようにできるし、俺たちもアメリカの利益になるように動けばいいので楽だし・・・」と、そんな思惑も見えてきますが、思い過ごしであってほしいものです。
ネバダレポートは別ページでまとめる予定。---> 「ネバダレポートの目的はなんだったのか」をアップしました。 2007.1.21


    3.制御されたインフレがいいのですが


2.のインフレはちゃんと制御できれば本当はやりたいところなんでしょう。

   が、なかなか思い通りに制御しきれず失敗してしまうことで、責任をとりたくない連中ばかりの政府日銀、政権与党なのでなかなか踏み切れないということでしょう。
ドタバタついでに、新円切り替えもやり、隠し財産(紙幣)を吐き出させて、それにたっぷり税金をかけて召し上げることも考えている?。
銀行も税務署も把握してないお札がワンサカ掘り出されて、それらに税金をかけるわけので、ウハウハ。ドラム缶に札束をつめている○○○○遊戯業の社長さんも新円に交換しないことには紙くずになってしまうので、バレてもしょうがないかと表にでてきそうです。また徳政令、預金封鎖もあるやもしれません。


    4.禁断の技、でも着々と進んでいる・・・

ハイパーインフレも悪夢ですが、
3.の戦争は借金チャラとは直には関係ないですが、アメリカ軍の下で行動できるように法律面、ハード面と準備は着々と整備してきており、遅くない時期に完成するでしょう。そうなるとアメリカが始めた戦争に借り出され、その急迫した事態を利用して、借金をどうにかできないものかと時の為政者はあれこれ考えるだろうと想定されます。
借金チャラの直接の方法ではないにしても、しかし戦争が始まってしまえばドサクサに紛れてなんとかしちゃうことが考えられるので、この戦争ができる環境づくりは大変に危惧しています。

というのはアメリカ陸軍の司令部も日本に引越してきますし、航空自衛隊などは意思なのか強要なのかわかりませんが、とにかくアメリカ軍の基地に引越しします。これでハード面では実質的にアメリカ軍の指揮命令下にはいります。
もちろん「独自性をもってやるから問題はない!」とすぐに反論するでしょうが、それを真に受けるひともいないでしょう。

他方、法律面で残っているのは防衛庁を省に格上げしてできれば予算もアップさせて、さらに国民投票法案を通して、一気に憲法9条二項を全文削除して、でっち上げの九条の二に差し替えることです。
そして最後のとどめの総仕上げで『集団的自衛権』が実行できると、勝手に解釈することです。

これらが完了すれば、世界中のどこへでも自衛隊が命令一つで飛ばされることになります。だれの命令っかて?それはきまっていますがな・・・。
その役割はもちろんアメリカ軍の露払いで、弾除けのために日本の自衛軍の人が最前線にたたされることなります。当然に日本が拒否できるわけがありません。なぜなら現コイズミ政権が自分から進んで受け入れて、至れり尽くせりの法律面、ハード面をアメリカの言うとおりに整備してきたんですから・・・・・。拒否しようもならどやされてしまいます。「さっさと、いけぇ!」と。

これにビビッて自衛隊(軍)を辞める人が続発して定員割れに陥り、徴兵制の復活になるのが自然な流れでしょう。考えただけでも鳥肌がたつことです。
アメリカ軍が日本に引越ししてくるということは、戦争をやるためにくるのです。古い武器の在庫を一掃しないとならず、そして新しい武器を実験しないとアメリカの軍産複合体に怒られますから。その要望にこたえるには訓練のレベルじゃダメで、実戦でバンバン炸裂させてその効果を確かめなければならないのです。
ここ数十年と同様に、今後も10年ごとに大きな戦争を仕掛けて武器を消費してゆかないとアメリカという国が持たない仕組みになっているわけです。そのためにその明らかな使命をうけて戦争をやるためにやってくるわけです。

誰が仕掛けたにせよ始まってしまったらもうなんでもありです。
「国が非常事態だ、ゆうことを聞け!」と、かっての帝国日本に逆戻り。歴史を振り返るまでもなく借金をチャラにすることなどなんの造作もないでしょう。

参考までに、下図はこれから日本がアメリカ軍の中に取り込まれていく図です。お断り:見やすくするためにちょっと大きくしてまして100Kバイトの巨大な絵になっていますので、ダイアルアップ回線のパソコンでは時間がかかりすぎますがご容赦ください。かすれて見える場合は画像の上でクリック(Firefox)などして元の大きさに拡大してご覧ください。

中日新聞2006.3.5より抜粋
クリックで原寸大
アメリカ陸軍司令部がニッポンに

具体的な引越しは、
●アメリカ軍キャンプ座間(在日米陸軍司令部)に、アメリカ陸軍第一軍団司令部が引越してくる。
●アメリカ軍横田基地(在日米軍司令部と第5空軍司令部)に航空自衛隊航空総司令部を引越しさせ一緒に活動させる。事実上の指揮命令下に入ることになる?
●アメリカ軍横須賀基地(第7艦隊在日米海軍司令部)に原子力空母ジョージワシントンが引越してくる。大都市圏内に原子力発電所が突如出現するわけで、コンクリートで何重にも防御されている原発とちがい不測の事故、放射性廃棄物などなどが心配される。


    5.他力本願・・・ あくまでも可能性があるなら乗ってみようということ

4.の「アメリカが破綻するまでは、ニッポンがなんとかもってくれればいい」というのは、これだと誰も責任をとらなくていいので、できればこうなってほしいと願っているものが多いかもしれないです。


    6.まとめ

結局どうなるかは、誰にもわからないということなのでしょうが、そんな中でも明確にスケジュールどおり動いてるのはアメリカ軍司令部が日本に引越ししてくるということです。 このはっきりしていることから筋書きを考え、狂言妄言もおもいっきり織り交ぜて占ってみますと、やはり1.の先送りで当面はそのまま行って、3.の準備ができて有事が起きる(起こす)のを待ってドサクサに紛れてとんでもない法律をとおしてまきあげる・・・・という悪魔のシナリオになるのではないかと。
本当は穏便の2.のインフレをやりたいんでしょうが、やはり彼らの行動パターンを考えてみても、失敗を恐れて手をつけられないのだろう・・・とみています。


    7.これからどうしたらいいの?

いきさつはどうであれ、政府がどう隠したって、どんなパニックがおきようが、どんなに国民が騒ごうが「ない袖は振れない!」ということです。
となると、ここはなにをされてもいいように腹をくくって自分の生活設計にあった方法をみつけだして、もちろんそれが正解なんてないでしょうからいろいろ対応できるように分散していくということになるのでしょうか。お金がいっぱいある今は小菅の村上君のように家族もろとも日本脱出もできるんでしょうが、そうでない人は悲しいですがいずれにしてももっともっと研究しないととても納得いく答えは出てきそうにないなぁと再認識したところです。

・・・・土地などの不動産、金(いわゆる純金のゴールド)、不要不急な現金を外国の銀行などへ移す、などなど

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このページとは関係がなく恐縮ですが・・・
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    ■ 耐震偽造で新たな展開になっています ご興味があればごらんください --> まとめページをアップ   2006.10.20