自己紹介


山崎 靖夫

  「こどもの科学」が愛読書でした。その他、本を読むと言えば、漫画本、図鑑が大好きでした。

 小学校の頃から電子工作が好きでした。今思い当たるその理由は、抵抗やコンデンサ等電子部品の値の〜オームとか、〜ファラッドというのは、それほどきちんと合わせなくても電子回路が動作するからです。 そして、苦心の末、動作したときの、感激が何とも好きでした。


 中学校の頃に、アマチュア無線を始めました。無線のアンテナは、高い所に取り付けると電波が遠くまで飛んでいくため、高い所に上るのが好きでした。「気違いと煙は高い所が好き」とは、自分のことかと自覚していました。

 クラブ活動は、中学・高校と剣道部、そして、無線部。大学時代は、ESS。社会人になってから、テニス、バトミントン。なぜか、スイミング・クラブにも随分通いました。その後、合気道部に入り、膝の半月板の手術をして、休部中。今は、リハビリを兼ねて、フィットネス・クラブに通いエアロ・ビクスとウエイト・トレーニングに汗を流しています。

 
 こどもの頃の夢は、科学技術庁の長官になることでした。鉄腕アトムの天馬博士や、鉄人28号の敷島博士に影響されました。その後、科学技術庁の長官は、科学者がなるのではなく、政治家がなると知り、その夢を断念しました。でも、今の夢は、Dr.スランプ アラレちゃん に出てくる 「のりまき せんべい」さんの様に、最先端ではあるが、「それが仕事なんですか?」と言う訳の分からない研究をしていても、みんなで楽しく暮らせるようになることです。 

 社会人へのデビューは、テルモ株式会社と言うところ。静岡県の富士山の麓の技術開発部ME開発部門と言うところでの、医療機器の研究開発でした。電子体温計、尿検査装置、小児用血圧計等を作りましが、売れたのは、電子体温計だけ。皆さんも病院や家庭で、ピピッピピッピピっと体温を測っていると思いますが、あれです。 
 その後、自分は長男なので、実家に戻って、親のめんどうを見なければと言う古い思想で、生家の川越から通えるところはないかと思っていると、ソニー株式会社から声がかかりました。
  

 ソニーに入ってから大きな変化が始まりだしました。PH開発準備室と言うところの所属になりました。医療機器の研究開発を続けるつもりだったのですが、そこの統括者が、「気」とか東洋医学とかに興味があり、能力者が来ていたりして、私もだんだん染まっていき、ついに、合気道部に入ることになってしましました。
 やがて、生命情報研究所として統合され、私に降りたテーマは、第三の医学の研究。「病気にならない体を作る」ための研究が始まりました。所長はソニー創立者の井深大。顧問は人工心臓の渥美和彦東大名誉教授でした。
 様々な調査をしていくうちに、食事と健康、潜在意識と免疫の関係が非常に密接であることが分かり、栄養学と精神神経免疫学の研究を始めました。栄養学は非常に重要です。しかし、ソニーが取り組む内容ではないと判断し途中でうち切りました。

 精神神経免疫学の歴史は浅く、研究者・文献とも意外に少なく、共同研究をしてくれる医者を捜すのが大変で、何度も壁にぶち当たりました。この壁を乗り越えるためのエネルギーの素が、このホームページのフロントページにある「懐の豊かさ」を提案するところの物でした。 ビジネスノウハウとしての行動力と、人間関係の大切さです。


 ストレスが病をもたらすことは周知のことで、研究も盛んですが、喜びが健康をもたらすことの科学的研究は、殆ど行われていませんでした。その証明をすることが、この研究の最初の課題であるため、共同研究者とともに、動物実験をし、喜びが免疫力を上げることが分かり、学会発表の機会もました。
 動物実験は、動物に傷を付けての実験ですが、人間に傷を付けるわけには行きません。
調査の途中で、傷を付けなくても潜在意識に働きかければ、免疫力が上がることが分かりました。

 そこで、潜在意識の研究が始まりました。その中に、瞑想と催眠と、オーラヒーリングが入っていました。さらに幸運なことにホーム・シアターの開発に使っていた防音機能・調光・AV装置の付いた瞑想室を社内に手に入れることができ、そこに脳波計等も入れました。
 
 通常の研究形態は、例えば、瞑想と催眠と、オーラヒーリング等の研究をする場合、その道の能力者と全く素人の被験者をつれてきて、私が第三者的に研究するわけです。しかし、研究者自体それらの能力を体験する必要があると言うことを、気の研究で有名な東海大学の佐々木茂美教授がおっしゃっていたので、私自ら、その能力を体験するための修行も始めました。

 研究当初は、悩みました。現代科学の世界にどっぷり浸かってきた私が、非科学的と言われていた気の世界の研究をしなければならなくなったからです。文献を読みながら、非科学的な記述、そして、自分の常識を越えた世界に何度もめまいを覚えました。

 午前中に瞑想室において瞑想、午後は実験研究の日々が長く続きました。
その甲斐合って、ライトボディの覚醒化のインストラクター、オーラヒーリングのトレーナー、そして、全米催眠協会認定のセラピストの資格を得ることができました。他に様々な瞑想法、プリージングセラピー、自律訓練法、潜在意識の活性化方法を学び、実践してきました。

 インプットの課程が修了に近づくと、瞑想法を教えて欲しい、催眠療法をして欲しい、ヒーリングで癒して欲しい、魂の成長を共に体験させて欲しいという、私のアウトプットを望む方々が、私の周りに集まるようになりました。

 それらの方々を通じ、修行をしていくうちに、私自身が非常に強烈な気付きを得るきっかけを得ました。今振り返ってみれば、それは修行を始める前にも、様々な方々から言われてきたことでしたが、私には何のことだか全く分かりませんでした。時期がついに来たという感じでした。

 現在は、会社の都合で、ソニーに生命情報研究所はありません。ですから、上記の様な社内機密も書くことができたのです。私にとっての生命情報研究所の存在の意義は、私が大きな気付きを得、私が今世でなすべき事を知るきっかけを作ることの様な気がします。大感謝です。
生命情報研究所の後、中央研究所配属となり、視覚と脳機能の研究に従事しました。

  更に、催眠や瞑想の研究を通じ、心理学博士号の取得をしました。そして、催眠と瞑想による社会貢献により日本文化振興会から国際アカデミー賞を戴きました。みなさんの御支持に感謝しています。

 現在は、ソニーを退社し、催眠館ラディアンスの代表を務めています。

 私がなすべき事、それがトップページでの提案です。 
今も故・井深大が見守ってくれているようです。私と共に、今世を思いっきり生きるための探求をしていきましょう。




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