・第2日め(3/14)の夜 その1・


ちょっとホロ酔いでイイ気分だけど、そろそろ腹が減ってきた。まずは夕メシを食おう。ここで「地球の歩き方」でプーケットのおすすめレストランをいくつか調べ、見当をつけて行ってみる。なんか探すの面倒になっちゃったんだもん。昨日は夜の街の写真を撮っていなかったので、カメラをリュックにつめこみ、20:00頃出発。街へ出る前にホテルのフロントで明日の空港までのシャトルバスを予約する。150バーツだって。もっと安いのないか聞いたけど、一律この値段だそーで、そー考えると昨日のタクシーはラッキーだったんだなー。そろそろバーツが乏しくなってきたので、ホテルの近くで1万円を両替。お馴染みになったメインストリートへ行き、レストランを探す。あいかわらずスゴイ人出。すでにあやしいニイちゃんたちも呼び込みを始めている。しばらく歩いてレストラン発見。けど、なんかピンとこない。やーめたっと。昨日よりちょっと足をのばし、メインストリートのつきあたりからさらに入ったところまで行ってみる。と、パスタ屋発見。イタメシはたいていどこの国でもウマイと相場が決まっているよな。別にタイ料理にこだわりはなかったし、イイ雰囲気のオープンテラスだったのでそこに入ることにした。

カルボナーラとビールを注文。まずはビールを飲みつつ通りを眺める。日本でもめったに目にしないよーな大型バイクがずらっと停めてある。すげーな。そーいえばビーチ沿いの通りにもたくさん停めてあったなー。バイクも安いんだろーか。たまに爆音とともにバイクが来て、待っていた友達と一緒に走りに行ったりしている。もちろんノーヘルで。そんなのをボーっとを見ていたらカルボナーラが来た。ちょうどイイ量だ。早速食べると、ウマイ!またしても当たり。なんか今回の旅行は、いまのところ食べ物ハズしてねーぞ。ツイてるな。全部で180バーツだった。安いぞ。

夜の街の写真を一応警戒しつつも撮りながら、昨日のムエタイ・スタジアムへ。ビールを買ってリングサイドに陣取る。カブリつきで写真を撮っておきたかったんだもーん。リングでは女子のムエタイをやっていた。試合が終了したら、なんか服を来たあんちゃんが登場。なにをするのかと思ったら、袋からコブラを3匹ほど取り出し、コブラ・ショーを始めやがった。コワイよー。コブラを挑発しちゃーギリギリでかわしたり、マジでコブラとキスしたりする。終いにゃー口の中にいれたりして、すげーのなんの。ホントにコブラだぜ。彼のコブラを威嚇する目つきが凄かった。人間の目じゃねーよ、アレ。背筋がゾっとするような、爬虫類のような目。すごいもんを見せてもらったな。この後、やっとムエタイ再開。オイラのサイドは青いトランクスの人だった。カメラを向けるとポーズをとってくれたりする。よーし、応援しちゃうぞ。ふと気がつくと隣に大学生くらいの日本のニイちゃん達が数人いた。コーフンしながら「青パン!そこだっ、いけぇー」とか叫んでいる。よし、一緒に応援しよーな。でもさ、多分日本語わかんねーと思うんだけど。

応援のカイあってか、みごと青パン君の勝利。オイラも写真たくさん撮れて満足。さて、いったんホテルに戻ってカメラとか荷物をおいてこようかな。スタジアムを後にして、ホテルへ向かう。帰る途中で人だかりがしているので覗いてみると、ミスター・レディー達がお立ち台でダンスしていた。すげぇ。話には聞いていたが、みんなほんとにキレイ。これだったらオレ大丈夫だぞ(←ナニが?)、などと思いつつカメラを向けたら「ストップ、100バーツだ」だって。てやんでい。そんなんだったら撮らねーやい。ちょっとヤな思いしちまったな。もうホテルへ戻ろう。しばらく歩いていてオレ自身の写真がまだ1枚もナイことに気が付いたので、ちょーどそこにいたポリスマンに頼んでストリートをバックに撮ってもらう。よかった。ヨイ記念だ。そのままホテルへ向かう途中、ビーチ沿いの道でなにやら哀愁漂う音色が聞こえてきた。見るとタイ人のじーさんが見たこともナイ楽器、そーだなー、ペルーの竹笛が筒状になってるよーな楽器を吹いていた。うー、すげぇ欲しいぞ、コレ。じーさんと値段交渉の末、結局150バーツで買ってしまった。早速吹いてみたがなかなかイイ音が出ねーんだな、これが。けっこう難しいぞ。でも初めてお土産らしいもんを買ったんだよね。22:15頃ホテルに着いて、記念にフロントのあたりでベルボーイに頼んで写真を撮ってもらい、いったん部屋に戻る。カメラや荷物を置き、余分なバーツを本の間に隠して、さあ、身軽になったぞ。なんつったってプーケット最後の夜だもんね。明日は早起きしなくてもイイし、まだまだいっちゃうもんね。夜は長いぜー。へへ。

プーケット2日めの夜は、このあとがたいへんだった。

まだまだ続く・・・・・


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