日本の桜の主要野生種は9種と言われる。左下の寒緋桜(南中国・台湾・沖縄)を数えて10種だ。このうち下記系統図の中のW印の5種(枝垂桜は江戸彼岸の一変種ゆえ除き、ヒマラヤ桜は外国種ゆえ除く)が特に重要で、それ自身あるいはそれらの間にH印で記載した交配種は日常よく見かける。系統図のW印5種以外の日本の主要野生種は、霞桜、大山桜、高嶺桜、深山桜、丁字桜である。右下には、この系統図に入らないが重要な陽光とヒマラヤ桜を含めた。また下には関東地方の平地におけるおよその開花時期と開花順を掲げた。これらはあくまで物好きなアマチュアの理解を表現したもので、学術的正確さを保証するものではない。
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2010年4月改訂