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うつせみGeneral
2017年 6月16日
           Apple Watch

 秋葉原の中古店でApple Watch Series 2を買った。生涯IT技術者でいたいから試したいが、すぐ飽きてしまうかも知れないと思って、その時に「無駄遣いした」という悔しさを軽減するための中古だった。使い続けるかどうかはまだ判断できない。因みにGPSが付いたのはSeries 2からだ。

 Apple WatchはMobile通信機能を持たない。BluetoothまたはWi-FiでiPhoneと連動する。iPhone 7だとフル機能が使える。iPhoneを持たずApple Watchだけで運動した場合には、それを記録しておいてくれる。

 時計はiPhoneと連携して秒針まで正確だ。Back-Lightの液晶だから、暗がりでも見易い。通常は画面は真っ暗だが、腕を下げた状態から時計を見ようと腕を持ち上げると、液晶画面に時計が短時間表示される。或いは机上の腕を90度回転してApple Watchを垂直近くから水平近くまで急速に回転させると、時計が表示される。または竜頭を押してもよい。時計のデザインは幾種類もあるが、私が落ち着くのは文字盤と長短針だ。

 Apple Watchは毎日1-2時間充電が必要だ。充電器は磁石でApple Watchの背面に吸い付く。フル充電で通常の使い方なら18時間持つと言っている。枕元に充電器を置くのも一案だ。早朝に起床してすぐ充電し、運動を始める前に充電を終わらせるか(これになりそう)、就寝前に充電するか(忘れるだろうな)まだ決まっていない。ベルトも色々売られているが、純正品は穴開きベルトの方式で、毎日着脱するには面倒だ。

 旅行先では、GPSで夏時間まで含めて自動的に時間帯に時計を合わせて呉れるという。時差数時間以内を飛行機で飛ぶ米国内の旅行には便利そうだが、New York発Los Angeles行きがChicago上空の時には、どういう表示になるのだろう。船の場合は、船長が勝手に決める船内時刻とズレが生じそうだ。長距離の飛行機が離陸したら直ぐ到着地の時刻に合わせて体調管理するには、通常の電子腕時計と同様のGPSに頼らぬ操作が必要になる。

 目覚ましも便利な特徴の一つだ。目覚ましそのものは最近はどの電子腕時計にも付いているが、小なりと言えどもタッチ液晶画面でiPhoneと同様なInterfaceで設定できるのは嬉しい。目覚ましは正確に設定できたかどうか常に気になるものだから、Interfaceが優しいのは助かる。

 Apple Watchのもう一つの有用な特徴が、運動量管理だ。時計背面の脈拍検出器、加速度センサ、向きセンサで体がどう動いているかを推測する。次の3項目を見ている。@Energy消費量、A速足以上の運動時間、B(坐ってばかりいないで)1時間以内に1分以上立ち上がったか否か、その回数。その3つがグラフ表示される。年齢から目標はLightに自動設定されたのをStandardに直した。長時間座っていると「立て」と指示が出て、立つと褒めて貰える。「深呼吸せよ」「Snoozeせよ(うたた寝?意味不明)」というのも出る。午後になると「あと10分運動すればAは満点」と促され、就寝時間を知っているようで直前に「今日の3項目の成績」を表示する。日頃出番が無かった室内歩行器をまた使うようになった。

 Suicaを搭載できると聞き、腕時計で改札を通過するのはカッコいいなあと思ったが、Suica(つまりFelica)は、2つの端末で使うことを許さない。SuicaをiPhoneからApple Watchに移せるし、都度入れ替えることも出来るが、両方で使うことは出来ない。だからまだ決心が付かない。

 GPSがあるから地図や道案内も表示できると聞けば便利そうだが、画面が小さ過ぎて、実際上は使う場面は限られそうだ。

 email accountを一つだけ登録して、受信できると聞いて期待したが、実はiPhoneで受信すればその受信BoxをApple Watchで見られるという機能だった。iPhoneで受信すればiPhoneで読むさ。返信もしたくなるし。

 iPhoneが自動受信するLineやMessageはApple Watchでも見られる。返信・送信はSiriで音声入力だ。声を上げてもよい場所ならば、Lineの無料電話の方がましだ。007気取りで電話もApple Watchでできるが、iPhoneで直接通話した方が便利だ。音楽も聞けるが手首を耳に当てるかなあ。

 結局私の使い方は、時計、世界時計、目覚まし、運動量管理になりそうだ。その中では運動量管理にはまりそうな予感がしてきた。   以上