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− 日本語のこと −

その2 日本語のローマ字綴り方の新提案
1997年5月24日

  その1では日本語のローマ字表記における濁音記号を提案したが、 ここでは「濁母音」を提案する。 濁音記号「^」を使って

が→ka^、 ぎ→ki^、 ぐ→ku^、 げ→ke^、 ご→ko^
と書くときの
a^  i^  u^  e^  o^
の部分を取り出して濁母音と命名し、 これらに専用の記号『5種類の濁母音記号』を導入する。 濁母音記号を使ったローマ字−かなの対応を下に示す。

  さらに、この濁母音記号を採用したローマ字キーボードを下のように提案する。 (但し、スペースキーやEnterキーなどの機能キーは省略している。 また、10個の母音キー内の配置、同じく子音キー内の配置、 さらにこれらのどちらを左に置きどちらを右に置くかは重要ではない。)
このキーボードには次のような特長がある。
(1)母音キーが10個、子音キーが10個と同数となる。 これをそれぞれ左右に配置することにより左右の手の片方を母音専用、 もう一方を子音専用とする。 x(ん)は左右どちらの指でも使えるように中央に配置した。
(2)日本語のような子音と母音がほぼ交互に発音される言語では左右の交互打鍵が実現される。 これにより非常に楽な指使いとなって、疲れにくく早い入力作業ができる。


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