++ Microsoft Trackball Explorer1.0 ( D68-00010 )が生産終了になっていた ++
2010.11.7 2006.8.28初版
Microsoft Trackball Explorer1.0 ( D68-00010 )が生産終了になっていた
いつのまにか生産が終了していた。
鉄球が磨り減ってカタカタいうようになった以外はトラブルもなく、腱鞘炎も完全解消し操作性も満足していたのでマイクロソフトがトラックボールから完全撤退していたと聞いて残念である。
鉄球が磨り減るというのは設計の基本部分で甘さがあり、当初は本体交換でやりくりして来れたが、それもじきに破綻して、生産を終了させて本体交換から縁を切るという決断をしたのだろうと見ている。鉄球の代わりに他社製のようにルビーなど硬度が8とか9のものを使っていたならば今頃は大きなシェアになっていただろう。
改良型を出さずに撤退という選択は会社のイメージを悪くし、下手をすると小さな会社では存続すら危うくなるので通常は前向きに改良を重ねて品質を高める選択をする。マイクロソフトは超ビッグカンパニーなのでそれでなにかがおかしくなることはないが、会社の姿勢としてはユーザーには受け入れられないのではないかと思う。いつ撤退するか知れないので、安易にマイクロソフトの製品に手を出せない・・・・と。
このたびボールの動きが悪くなってきて、マイクロソフト・カストマーインフォーメーションセンターに尋ねたらすでに一年以上も前(はっきりと時期を明かさなかった)に生産が終了していて、在庫もゼロなので『補償期間内のものは返金で対応する』と返事をもらった。
ボールを支えている3点の鉄球が磨り減っているのが直接の原因だが、ただちにマイクロソフトに送って返金してもらったらそれっきり使えなくなり、それも困るので返金処理はとりあえず保留とした。
ちなみに保証期間は5年で、これが勝手に4年とか3年に縮まることはないとの返事で一安心はしたが、今後も返金で対応していくのかはわからないとのことだった。しかし、保証期間を残したまま完全撤退した以上、この方法しかないと見ている。
究極は他社のトラックボールに乗り換えることになるが、慣れたものからほかのものへは慣れるまでのロスもあり、しばらく使い続けようということにした。
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