大久保っちのちっちゃな研究室〜 ハーバーフェルトトライベン (Haberfeldtreiben)の世界 〜燕麦畑の狩人たち〜
 



大久保っち(おおくぼっち)のちっちゃな研究室

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音楽工房(自作曲の紹介)


今まで私が作曲したフォークソング調の曲の歌詞を紹介するコーナーです。

さまようギルガメッシュ〜風に吹かれて(作詞・作曲:おおくぼっち)


この詩は世界史っぽい内容の曲です。
古代メソポタミアのアッカド,アッシリアに伝えられたシュメール時代の
ウルクの実在した王ギルガメシュについての曲の詩です。
その叙事詩の内容を要約して書きました。
人間にとって死の問題は過去も現代も変わらないテーマなんだなとあらためて思います。

さまようギルガメッシュ〜風に吹かれて(作詞・作曲:おおくぼっち)


何を求めてさまよいゆくのかギルガメッシュ
きっとそれは遠い旅になるだろうギルガメッシュ
君の求める永遠の生命はどこに
見知らぬ大地をさまよいながら探し続ける。

3分の2が神そして3分の1が人間のギルガメッシュ
ウルクの暴君として怖れられたギルガメッシュ
それをみかねた神は戒めのために
君によく似たエンキドゥを地上に送る。

ところがエンキドゥと力の互角なギルガメッシュ
勝敗つかず相手の力を認めるギルガメッシュ
それから芽生えた2人の友情を引き裂くように
ある日訪れた友の最期を目の前に見たギルガメッシュ

死に対して恐れを抱くギルガメッシュ
それが君の長い旅の始まりとなった。
箱舟で生き残った老人
ウトナピシュティムに会わなければ

ウトナピシュティムは永遠の生命はないと語る。
「死についてその日を知ることはできない」とも語る。
若返ることができる草も失い絶望の中で
故郷のウルクへ一人帰るギルガメッシュ

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