観望独り言 2000年12月 

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天候は、所沢の自宅の19時から24時頃までの大まかな様子です


2000/12/31 (日)

C8とC11用のミラーシフトロック 今日は大晦日、20世紀最後の日となりました。
 ここまで私のつたないホームページをご覧戴き有難う御座いました。
 来年も体調の許す限りささやかに続けて行きたいと思っていますので御来訪お待ちしております。

 今年の収穫は何と云ってもCANP2000で発表したシュミットカセグレン望遠鏡で長時間撮像するときのミラーシフトを軽減する「富田式ミラーシフトロック」の考案でした。
 シュミカセ愛好者のお役に立てたことを喜んでおります。
この1年は天候に恵まれず撮像の収穫は少なかったのですが、新世紀には期待したいと願っています。
それでは皆さん良いお歳をお迎えください。


2000/12/28 (木) 晴れ

 年の瀬も押し詰まりました
 今日で仕事納めの方が多いと思います。
 年末恒例になった墓参りに出かけました。私の墓所は東京の深川にあります。
 所沢からとことこと西武線に乗り最近全通した地下鉄大江戸線で清澄白河まで行きます。
 信仰心の薄い私ですがそれでも先祖に思いを馳せながらお参りするのは気持ちの良いものです。
 近くには富岡八幡宮や深川不動尊があり人出でごった返していました。

 スナップは深川不動尊の境内です



2000/12/26 (火) 晴れ

 シュミカセでの眼視での観望の時のミラーシフトの改善を試みましたが、外部のつまみ部分だけで行なうのは
 無理なことがわかりました。
 私のC8では約1/2に改善されましたが、他の2台のC8では効果が現れませんでした。
 個体差があるようです。
 ねじ部分に遊びがある場合は有効ですが,内部のバッフル,スリーブに遊びが多い場合は効果が現れません。

 スナップは試作3作目のシュミカセ眼視用ミラーシフト改善用のノブ。


2000/12/20 (水)

年末近くなると何かと気ぜわしくなり思うように事が運びません。
あれもこれもと気ばかりあせってへまの連続です。
愚痴の出るのも歳の瀬(せい)でしょうか(笑)
と言いつつも珍しく年賀はがきを書き終えてしまいました。


2000/12/19 (火) 曇り

馬頭星雲 16日にC8EX撮った馬頭星雲が思ったより出来が良く満足しています。
 ミラーシフトロックの効果が出ています。







2000/12/13 (水) 晴 月齢17.5

  シンチレーションキャンセラーAO7の光軸補正金具を自作しやっと正常に動作するようになりました。
 本体には手をつけず連結金具部分で処理をすることが出来ました。
焦点内外像でチェックして補正しテストしたところ撮影用のCCDの星像もガイド用のCCDの星像も満足の行くものになりました。
 3月7日に修理発送依頼正常に動作するまで9ヶ月半掛かりました。
 これからは少ないチャンスを逃さずにチャレンジできそうです。




2000/12/05 (火) 晴

シンチレーションキャンセラーAO7の不具合の原因が解かりました。
取扱上の問題と組み立て精度の2点が判明しました。
前者はST8E+AO7のコントロールソフトCCDOPSは単独のパソコンで走らせなければいけないという事でした。
自動導入ソフトは別のパソコンで走らせなければ安定しないことが解かりました。
一つのパソコンで二つのソフトを走らせると干渉するのでした。
後者はAO7のミラーの光軸に対して45度の角度が微妙に狂っている為星像が楕円径になってしまうことが解かりました。
光軸補正金具を製作しなければ星像が改善出来ないようです。


2000/12/02 (土) 晴

 もう今月は師走20世紀最後の月となりました。
 星ナビ2001年1月号に私の投稿した記事が掲載されました。114頁全面です。
 シュミカセのミラーシフトロックの紹介です。よろしかったらご覧下さい。
 このHPの機材の改造内に解説記事を公開しています

今日S報社で岡野邦彦さんを囲んで新型プリンターでの天体画像のテストプリントで有意義なお話を聞くことが出来ました
天体画像のプリント出力は奥が深いものだと改めて実感しました。万年老初心者は戸惑うばかりです。


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